その 『レトロ歌謡ナイト』 です!

予定通りT-Jamの『レトロ歌謡ナイト』
無事終了しました・・・というか
かつてない程バラエティに富んだお客さま達にご来店いただき、
大盛り上がりのうちに終了しました。


先ずは当日紹介したランキングを・・・


*昭和41年4月度 歌謡ベスト2

 1 君といつまでも/加山雄三
 2 雨の中の二人/橋幸夫
 3 哀愁の夜/舟木一夫
 4 涙になりたい/西郷輝彦
 5 骨まで愛して/城卓矢
 6 逢いたくて逢いたくて/園まり
 7 アイビー東京/三田明
 8 女と男のブルース/島和彦
 9 二人の世界/石原裕次郎
10 アキとマキ/梶光夫、高田美和
11 涙くんさよなら/坂本九
12 東京流れもの/竹越ひろ子
13 涙の連絡船/都はるみ
14 恋のGT/西郷輝彦
15 赤いヘルメット/美樹克彦
16 恋 心/岸洋子
17 あの娘たずねて/佐々木新一
18 おもいで/布施明
19 函館の女/北島三郎
20 銀座は恋の十字路/バーブ佐竹、南かおる


実はまさに僕が歌謡曲を聴き始めた頃。
当時はTBSテレビの 『歌謡曲ベストテン』
という番組が放送されていました。
(かなり以前このブログで書いたこともあります)
今でもよく耳にする定番曲もありますが、
やはりリアルタイム世代でないと
知る機会のない曲が多いのではないでしょうか。
『レトロ歌謡ナイト』 にお越しの方々も、
殆どリアルタイムでない、
というかまだ生まれてなかった方が多かったのですが、
皆さんから 「いい曲だ!」「楽しい!」「素晴らしい!」と
熱〜い反応をいただき、会場のテンションは
まさに上がりまくりでした!
本来インタビューは不得手な筈の僕が、
途中急遽思いつきで、マイクを持って客席まで行き、
お客さま全員にインタビューをして廻りました・・・


お越しになったお客さま達は、
先ず北九州のラジオ界を盛り上げて下さっている
お馴染みのヘビー・リスナーさんトリオ!
元々はcross fmの番組で知り合った方々ですが、
その後FM KITAQ、AIR STATION HIBIKI と範囲を拡げ、
いつも暖かいメッセージやスタジオ見学で、
連日熱〜い応援をいただいています!
またT-Jam、ストロベリーサワー、あの音、88ネルソン等、
地元のライブハウス、ライブバーにも、
しばしばお越しになっています。
特に本来スタジオ見学が日常的な光景ではないコミュニティFM局で
最近急にスタジオ見学に来られる方が増えたと、
ナビゲーター間に、驚きと感謝の声が上がっています。
ヘビー・リスナーさん達も其々にブログをやっておられ、
既に今回の 『レトロ歌謡ナイト』 についても書いて下さってます。
ありがとうございます!
後ほどお礼の書き込みをさせていただきます!


それから最近、僕の本業の店の方にご来店されるようになったお客さま。
『レトロ歌謡ナイト』 のことをお知らせすると、
早速お越しになられ、とても感謝!です。
鈴木トオルさんの大ファンだそうで、
先日T-Jam で鈴木さんのトーク・イベントがあったばかりなので、
見逃したのをとても残念がられ、
「次回開催の時には、絶対に知らせて下さい!」との事でした。


そしてやはり先日知り合ったばかりの、おっくーこと
フルート奏者の奥森響子さん。
コンサートのチラシなどを見ると、楚々とした美人で、
ちょっと話しかけにくいよなあ・・・という雰囲気を醸し出していますが、
実際にお逢いすると凄いギャップで(笑)
とっても明るくてフレンドリーな方です!
近々ライブをされるそうです。


4月28日(木) 1st 20:00〜、 2nd 21:00〜
ワンドリンク付 2500円
フルート 奥森響子&ピアノ 竹内優希
場所:「あの音」
   北九州市八幡西区黒崎2-8-23ミカドビル1階
   

5月29日(日) 17:00 OPEN、 17:30 開演
ワイン、アペリティフ込 5000円
ピアノ 中川淳一 ソプラノ 野見山御園 フルート 奥森響子
場所:P.Jワインセラー「欧州館」
   北九州市小倉北区赤坂海岸6-7


そして門司の老舗眼鏡店の社長、吉田清春さん。
門司港レトロ倶楽部の会長もされていて、
cross fmの 『北九魂』 にも、関門の情報を伝える
「関門クルージング」のコーナーに月一でご出演されています。
東日本大震災の直後に番組出演された際に、
阪神淡路大震災の時に、被災地の方の為に
眼鏡を届けようとしたエピソードをお話になって、
「みんなが熱くなっている今する支援だけが支援じゃない。
 震災の記憶が薄れる頃にも継続して行なう支援こそが、
 本当の支援ではないか!」
と言われた言葉が、強くリスナーさん達の心を動かしました。
僕自身も迷いが吹っ切れた想いでした。
今でもその時のお言葉に感謝しています!
また吉田さんご自身、昭和歌謡やGSの大ファンで、
遠方でもいとわずにコンサートに出かけられたり、
門司港でも大物歌手の方を招いてのライブを
度々企画・開催されています。
昭和歌謡に関しては、まさに生き字引のような方です!
また商売で大成功する秘訣を惜しげもなく公開され、
各地へ講演にも行かれています。
いつもお逢いするたびに、熱い激励のお言葉をいただき、
今回も『レトロ歌謡ナイト』終了後に、
色々とお話を伺い、貴重なアドバイスをたくさんいただきました。
必ずご期待に添えるように、頑張るつもりです!


そして吉田さんからのお話を、僕と一緒にお聞きした方・・・
はい、超大物、ジャズ・シンガーのNaomiさんです!
Naomiさんとは、前々日は88ネルソンでの
消しゴムはんこ教室」二次会の餃子パーティー
前日はストロベリーサワーでのライブでお逢いしており、
3連チャンでの顔合わせとなりました・・・
当日は歌手仲間のコッツさん共々、お越しいただきました。
コッツさんは先日ストロベリーサワーで、初めて歌声をお聴きしましたが、
Naomiさんとはまた異なるタイプの声質で、
とてもしっかりとした素晴らしい歌声でした!


で、Naomiさんですが、現在はジャズを歌われているものの、
元々はオールディーズを得意とされており、
また『上を向いて歩こう』などの昭和歌謡や、
『荒城の月』『浜辺のうた』などを英語ヴァージョンにして
歌ったりされています。
以前から僕のT-Jamイベントには是非来たいと言われてましたが、
今回遂にお忙しいスケジュールを調整して、お越しになりました。
一番後ろの方で観られてましたが、
ハイテンションなのがこちらまで伝わって来ました。
やはりシンガーであるので、曲調、アレンジからブレスの仕方まで、
それぞれの曲の詳細に渡って興味深く聴かれ、
心ゆくまでお楽しみいただけたようです。
とても嬉しいです!


イベント終了後の、吉田社長&Naomiさん&僕のミーティング(?)は
おそろしく濃〜い、思いっきりディ〜〜〜プなものでした。
これからやろうとしていることの大いなる指針となりそうです。


今回チャートを紹介した昭和41年頃に青春時代を送った世代・・・
団塊世代を中心とする、50代半ばから60代半ばあたり。
実はもっとも人口が多く、
経済的にも時間的にも余裕が生まれる世代でありながら、
行きたい処がない・・・やりたいことがない・・・
例えばラジオ番組ひとつ取ってみても、
その世代向けに作られている番組と、
実際に聴きたいと思っているような番組との間には、
明らかに感覚的なズレがあります。(特に選曲面で)
それは僕自身強く感じているし、
周囲からもそんな声を多々耳にします。
つい先日も黒崎のお店 『あの音』 で、
八幡西音楽文化協会会長をはじめ、多くの肩書きをお持ちの
宮吉秀一先生と、そのようなお話をしたばかりでした。


東日本大震災以降、急速に
『音楽の持つ励ましと癒しの役割』が見直されています。
レコード・CD店を開き、ラジオにも関わっており、
音楽というものをより拡めて行くべき立場にある僕としては、
これら一連の事項をしっかりとらえ検討して、
よりよい方向性を捉え、実行していかねばならないと思っています。