やっぱいいなあ!北九州

北九州市と聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちになるでしょう?
工業地帯?スモッグの街?鉄冷えの街?・・・
確かにかつてはそんなイメージが濃かったと思います。
僕は北九州に生まれ(当時は小倉市でしたが)現在も北九州市に住んでいます。
途中、大学の4年間は東京に、社会人になって最初の7年間は
福岡〜久留米と移り住みましたが、それ以前&以降は北九州の住人です。
東京にいた頃は、周囲の人達はどうも九州全部を一緒くたに捉える傾向にあり、
北九州市」といってもどこにあるのか、ピンと来ない人が多かったようです。
今の店を始めてからの24年間は、ずっと北九州に住んでいる訳ですが、
つい最近まで北九州の良さというものを、あまり自覚してなかったように思います。
北九州って、なんにも無いよなあ・・・みたいな。


でもここんとこ、そのイメージが変わりました!
北九州市や各団体が、市のイメージUPに向けて動き出したのです。
緑が溢れる街、エコを考える街、人情味のある街・・・
北九州市が環境モデル都市に指定され、
昨日もわっしょい100万夏まつりのクライマックス、
花火の打ち上げと共に、ライトダウンが実施されました。
つまりみんな部屋の明かりを消して、
花火の美しさをよりくっきりと浮かび上がらせるのに加え、
花火によって発生する二酸化炭素を相殺する意味もあるそうです。
僕はその時間は部屋にはおらず、車で移動中でしたが、
いつもより暗くなった街中に、見事な花火が上がるのが見え、
ラジオからは花火の音が生中継されていました。


北九州の魅力を再確認するきっかけとなったのは、
昨年に北九州フィルム・コミッションの方とお逢いした時で、
その時点では存在自体を知らなかったのですが、
今年の春に大いに話題となった、映画「おっぱいバレー」公開時に、
北九州フィルム・コミッションが、日本初のフィルム・コミッションであり、
積極的に誘致を働きかけた結果、北九州での撮影が実現したという
経緯を知りました。
もともと北九州で撮影が行なわれることは、これまでにもしばしばあり、
その理由として挙げられるのが、交通の便がよく、政令指定都市でありながら、
すぐ近郊に海や山があり、昔ながらの街並もあちこちに残っている点。
門司港レトロ平尾台皿倉山若戸大橋スペースワールド
グリーンパーク、リバーウォーク、和布刈公園、到津の森公園・・・
見処を挙げれば、まだまだきりがありません。
それに北九州発祥といえば、
競輪、アーケイド商店街、24時間スーパー、パンチパーマ、
焼きうどん、焼きカレー、ハヤシライス、バナナの叩き売り・・・
これもまだまだたくさんあります。


住んでいながらなかなか気付かなかった北九州の魅力。
気付かなかったのは、多分僕だけではないと思います。
北九州の皆さん、もっと自信を持って、
自分は北九州人だと言っていいのではないでしょうか?
「北九州の陰の応援人」である僕としては、そう思います。
 (誰が名付けたんや?そげな肩書き!?)
別に陰でも日なたでも構わないので(?)、
北九州の応援、もっともっと続けて行きたいと思います。
もちろん北九州以外にお住まいの方々も、
皆さんそれぞれの居住の地に、自信と誇りを持っていただければ、
とても素晴らしい事ですよね!