チャーちゃん、ありがとう!

8月1日、2日は、北九州では恒例の
「わっしょい100万夏まつり」が開催され、
まさに夏もたけなわといったところです。
ただ今年の夏は暑いとはいっても、
ここ数年に較べれば、幾分涼しい夏になっているように感じます。
僕の記憶に特に残っている冷夏といえば、
1976年、1980年です。
1976年は、この年に僕が作った曲の歌詞に
「今年の夏は涼しすぎて 燃える恋など出来ない・・・」
というフレーズがあるので覚えています。
また1980年はそれにも増して記録的な冷夏で、
なかなか暑くならず、さあこれからやっと本格的な夏か?と思っても、
なおいっこうに暑くならず、そのまま秋に入ってしまったと記憶しています。
そう言えばこの年に西城秀樹さんが、
モスクワ・オリンピックのイメージソングとして
「俺たちの時代」を発表したものの、日本は不参加となってしまい、
それではと夏本番に向けて「エンドレス・サマー」を発売したところ、
今度は夏が無かった!!!という事で、二度コケしてしまい、
可哀相に!と思ったのを覚えています。


そんな中、実は我が家では悲しい出来事がありました。
かつては7匹いた我が家の雌猫の最後の1匹だった、
チャチャマル(愛称チャーちゃん)が、旅立ちました。
他の猫たちは殆ど黒猫でしたが、
チャーちゃんは綺麗な毛並みのシャム猫でした。
意地悪な所の全くない優しい猫で、20年以上に渡って、
我が家の色々な出来事を見守っていてくれました。
最近では病院に連れて行って、点滴の毎日でした。
昨晩は仕事を早めに切り上げて帰り、
「チャーちゃん、おにいちゃんだよ・・・」と言ってやると、
ハッキリと「ウン」とうなずきました。
そして日付が1日から2日に替わる、
0時きっかりに息を引き取りました。
きっと先に行っていた母猫や姉妹猫たちと
再会している事でしょう。
「チャーちゃん、ありがとう!もう苦しくないね・・・(微笑)」


ずっと猫ばかりだった我が家でしたが、
今では雄犬2匹となりました。
いつも僕が帰ると飛びついて来て、
僕の顔をペロペロなめてくれる「レオン」。
そして一応付き合いで寄って来てはくれるものの、
基本的には娘にベッタリの「エンジェル」の2匹です。


実はその前にもう1匹、雌犬の「マル」がいましたが、
数年前に不慮の事故で逝ってしまいました。
その時には、当時やっていた番組の中のコーナーで、
追悼ソングとして、ヘンリー・グロスの「シャノン」をかけました。
愛犬を失った悲しみを歌った曲です。
当時の番組のナビゲーター3人が、3人共にペットを飼っており、
他にも局のナビゲーターやリスナーさん達にも、
ペット大好き人間が大勢いるので、
「ペットを飼っている皆さん、
 もっともっと、う〜んと貴方のペットを
 可愛がってあげて下さいね・・・」
というメッセージと共に。


更に一緒に番組をやっていたDobbさんもまた、
その数年前に、永年飼っていた愛犬ウメを亡くしており、
その時Dobbさんは、自らのコーナーで
「ウメ、ゆっくりおやすみ・・・」
というメッセージと共に、
ビートルズの「グッド・ナイト」をかけました。
おそらく追悼ソングを、ラジオで流してもらえた犬は、
この2匹くらいでしょう。
小さな体で精一杯、我々を癒し続けてくれた彼等・彼女等に、
我々が出来るせめてものお礼でした・・・