ちょっと早いけどクリスマス・ソング

人と人との不思議な繋がりを実感する出来事が、
先日より度々起こってますが、更に加速度を増して行く気配です。
その辺のことはまた折々・・・。
そんな訳でここんとこ何かと忙しく、
事前のお知らせすらしていませんでしたが、
今日から四日間(11月20日〜23日)、
うちの店のバーゲンセールをやります。
一年を通じても最も規模の大きなセールになりますので、
もしご都合のよろしい方は是非に!


でもって、いつもこのセールの時期になると、
ぼちぼちラジオからはクリスマス・ソングが流れ始めます。
本当のクリスマスまでは、まだ一ヶ月以上ありますが、
直前になるともう耳タコ!という方もいらっしゃるでしょうから、
ちょっと早いですけど、しばしお付き合い下さいね。


クリスマス・ソングと言えば、皆さん何を思い浮かべるでしょうか?
年代によっても異なるでしょうが、まあ一般的には
洋楽なら、ジョン・レノンポール・マッカートニーバンド・エイド
ワム、マライア・キャリー、そしてビング・クロスビー
邦楽なら、山下達郎さん、ユーミン杉山清貴さん、
最近の定番としては、ドリカム、B'zといったあたりになるんでしょうか。


僕は3大クリスマス・アルバムと言えば、
迷わずフィル・スペクタービーチ・ボーイズベンチャーズ
を挙げるでしょう。
それぞれに自らの音楽性を巧みに盛り込んだ、
完成度が高く、且つ楽しめるアルバムに仕上がっています。
その他挙げるとすれば、カーペンターズ、MFQ、モータウン
オーティス・レディング他渋い顔ぶれのアトランティック、
おちゃらけ系ではテープ早回しのチップマンクス。
さらに曲単位だと、ニック・デカロが歌う「クリスマス・イブ」の逆カバー
「サイレント・ナイト・ホーリー・ナイト」。
そして最近では若いソウルファンを中心に定番となって来ている
ダニー・ハサウェイの「ディス・クリスマス」等々、
まだまだいくらでも出てきそうです。


さらに付け加えるならば、
「涙のSay Good-Bye」のオリジナル・ヴァージョン、
「涙のクリスマス・ソング」!!!
・・・・・(そら、自分の曲やろうが!!!)


まあ誰しもが納得する、クリスマス・ソングの定番と言えば、
やっぱりビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」に落ち着くでしょうね。
エルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウインド」に破られるまでは、
世界で最も売れたシングル・レコードの記録を持っていましたし、
全米チャートにもクリスマス・シーズンになると、
毎年のようにリバイバル・ヒットを繰り返していました。
でもビング・クロスピーは「ホワイト・クリスマス」だけの一発屋かと思いきや、
とんでもはっぷん!歩いて10分!?!?(死語の世界!)
実は彼が全米チャートに送り込んだ曲数は、
ロックン・ロール誕生以前のデータも含めると、
延べ300曲以上!というとてつもない数字になります。
エルヴィス・プレスリーですら約150曲、ビートルズは100曲に満たない訳ですから、
時代が違うとはいえ、ビング・クロスビーの持つ記録が、
いかに桁外れのものであるか、お察しいただけるかと思います。


そういえばCROSS FMでやっていた「Dobbのロック塾」では、
クリスマス・シーズンになると、三人のパーソナリティが各々選んだ
クリスマス・ソングをオンエアするのが恒例になっていました。
もちろんDobbさんはロックの王道的選曲。
(ちょいヒネったものも結構ありましたが)
僕は例によってポップ路線で比較的定番曲を中心に。
(中には青島幸男さん・・・なんてのもありましたけど)
そして最もトンガッタ(!?)選曲をしてくれたのが、
実は歴代の女性軍たちです。
初代の宮城亜矢子さん(亜矢ちゃん)は3回だけの出演だったので、
そこまで行き着けませんでしたが、
二代目の伊東英美さん(英美ちゃん)
三代目の鶴田弥生さん(弥生ちゃん)
四代目の浅山さとみさん(浅ちゃん、もしくはさとみん)
というそうそうたる顔ぶれの女性軍は、
番組に参加する以前から、それぞれに濃い音楽的キャリアを持つ人達なので、
ソウル、ジャズ、ブルース、パンク、ニューウェイヴ、ロカビリー・・・と
まさに何でもあり!の状態でしたね。
いやいやお見事!と思わせられる事が度々でした!