CDレコーダー・・・その後

さてさて暮れもいよいよ押し迫って来ましたが、
今回は以前にもお知らせした、僕の彼女・・・・・・・・・・・・・・・




あ、いやいやそうじゃなくて(笑)、CDレコーダーのその後についてです。
実は修理に出していた、買ったばかりの五連奏CDレコーダーなんですけど、
やっぱ買ったばかりなのに不具合が出るということは???と思い、
メーカーに状況を話して、出来れば返品したいと言ったところ、
快く返金に応じて下さいました。
まあ年明けになるとは思いますが、お金が戻って来たら、
今度こそ8年間慣れ親しんだCDレコーダーの修理に当てたいと思います。


でもって実は先日、うちの店の常連の方からある情報をいただきました。
福津市に壊れたアンプとかのオーディオ機器の修理をやっている所があるとか。
それも既にメーカーでは部品がなくて修理不可だったものでも、
自らの技術を駆使して直していただける場合が多々あるそうな。
一度電話をかけて、お話を聞いたのですが、
その時は一応買い換えるつもりだったので、まあ参考までにといった気持ちでした。
でも今は本気でもう一度修理してみるつもりになったので、
そちらに持って行ってみようかと思ってます。
北九州から福津市までは多少距離があり、(慣れた方なら大したことないんでしょうが)
すぐには都合がつかないかも知れず、
「こちらまで送っていただいてもいいですよ」との事でしたが、
そこでハタと思いました・・・。
壊れたオーディオをひとつひとつ自らの技術を持って、
丹念に修理して下さる、いわば職人芸の方・・・・・・・・


「是非一度お逢いしてみたい・・・!」


8年間大活躍してくれた愛用のCDレコーダーと、
それから30年余りに渡ってナイス・ミュージックを届け続けてくれて、
やはり先日壊れてしまったアンプを、
出来れば送るのではなく、直接自らの手で持って行きたい・・・!
そう考えてます。


先日の僕の記事に対して、様々なリスナーさんから書き込みをいただきました。
それらのどれもが、音楽に対する愛情、
そしてその音楽を届けてくれるオーディオ機器に対する愛情が、
文面から溢れている、とても素晴らしいものでした。
やはり皆さん、同じような想いを抱いておられるんだな・・・って、しみじみ思います。


職人芸といえば、先日某FM局の某番組の(なんで某だらけやねん・・・!? 笑)
主催によるバスツアーで、いろんな職人さん達にお逢いする機会がありましたが、
その中のお一人に、北九州のワイヤーロープ職人の方がいらっしゃいました。
単なるワイヤーロープひとつ取ってみても、
そこには永年に渡る技術的研究と鍛錬が込められており、
このロープによって、起こる事故の件数をゼロにする事が出来た・・・
それを大きな誇りに思っておられるとのことです。
仕事の上で大事なのは、「仕事に愛情を注ぐこと」、
「ワイヤーロープに惚れることやね!」
究極の技術を目の当たりにすると、
およそ「愛情」とか「惚れる」といった表現が似つかわしくない、
オッサン然としたその方が、恥ずかしげもなく(!?)発するその言葉が、
実に強い説得力を持ち「カッコイイ!!!」と感じられます!


いかに世の中のデジタル化が進もうと、
アナログの良さを求める人がいなくなることは、決して無いだろうし、
ひとつひとつに愛情を込めて物事を成し遂げる職人さん達の存在は、
何物にも替え難い、貴重なものとなることでしょう。


僕自身、自分の店を通じて、またラジオを通じて、
昔ながらのアナログ・レコードに針を落とし、
昔ながらの名曲が流れる番組に耳を傾け、
そんな話の出来る方が周囲に大勢いて、
時代は移っても変わることのない音楽やラジオの魅力を常に確認出来る・・・
そういう立場にいる人間です。


そんな日々を続けながら、間もなく2009年も暮れようとしています。
もしかすると今年最後の記事になるかも知れないので、
今年の7月に突然始まったこのブログにお付き合いいただいた皆さん、
本当にありがとうございました!
来年もまたあいもかわらず、音楽ネタ、ラジオネタ、妖しネタ・・・
その他諸々書き綴っていきたいと思いますので、よろしくお付き合い下さい!
そして更に大きな目標に向かって、邁進するつもりですので!!!


それでは皆さん、どうぞ良いお年を!!! m(_._)m