ご無沙汰してます!m(_._)m

すっかりご無沙汰してしまってすみません!
「お忙しいんですね!」とか「次の記事を首を長〜くして待ってます!」とか、
温かいお声をいっぱいいただいてます。
本当にありがとうございます!
その間にもいただいたコメントには、
なるべく早めにご返事を書き込むようにしてましたので、
その端々から「いったい今、コイツ何やってんだ?」的なことは、
うっすらとはお察しの方もいらしゃるかも知れません。
今年に入ってからも、いろんな方とお逢いし、
それぞれの立場からのお話をうかがっています。


言うまでもありませんが、依然として厳しい社会情勢は続き、
僕の携わる音楽業界、CD&レコード業界も、その例外ではありません。
不況、ネット配信、品不足等々、諸々の影響を受ける中で、
うちの店ではHPのリニューアルの為の準備を、急ピッチで進めています。
ダウンロードが当り前という環境の中で育った世代にも、
アイテム(特にアナログ)を持つことの意義を理解してもらいたい。
音質の良さ、ジャケットの良さ、そしてアナログ・レコードに針を落とすという、
面倒な作業を敢えてすることによって、初めて得られる至福の時間・・・。
先日もうちの店のアナログ担当者が、ケーブルテレビ J:COM の番組に生出演、
アナログ・レコードの魅力について語り、かなりの反響をいただいてます。


僕自身も以前から書いていた、福津市のオーディオ機器の修理会社、
オーディオサービスエンジニアリングさん


http://www.audio-se.com/kyushu.htm


に、8年フル稼働だったCDレコーダーと、
なんと学生時代から30年以上も愛用のアンプを修理していただき、
代替機種では決して得られない、迫力ある音質・安定性・利便性に、
やはり永年愛用のものに勝るものは無い!と今更ながら実感しています。
まさに「伊達に何年も付き合ってんじゃねえよ!!!」ってな感じですね!


たとえ時代は古くても、決して色褪せることのない良質な音楽たち、
そんな彼ら・彼女らをたくさんたくさん紹介して行きたい・・・
本業の店の方でも、9年前から関わっているラジオの方でも、
その想いは常に変わらず抱き続けています。


「ヴィンテージ」・・・


ともすれば只の懐古趣味=マイナス・イメージで捉えられがちな「レトロ」に較べ、
「ヴィンテージ」には年月を経るにつれて、よりその価値を増すもの・・・
といった語感が含まれているように感じられます。
元々は葡萄の豊作年に作られた極上ワインの意味ですが、
今では車、古着、楽器、オーディオ機器など、幅広い意味で使われています。
本来は物に対して使われる「ヴィンテージ」という言葉ですが、
それを目に見えないもの、例えば音楽などに使うということは、
確かに拡大解釈ではあるでしょうが、それもまた有りではないかと・・・。


それと決して派手ではないけれど、地元(例えば僕で言えば「北九州」など)で
永年に渡ってそれぞれの道で地道な活動を続け、今ではその道の「達人」となられた方々。
先日お逢いした福津市のオーディオ修理会社の方も、
とても気さくな人柄ながら、音を大切にする拘りを持った立派な達人さんでした。
行きつけのライブバー、ストロベリーサワーにレギュラー出演されている、
超ベテラン・ブルース・ギタリストの中尾カオルさんも、素晴らしいギターの達人さん。
つい最近お逢いしたばかりの、若松ジャズの和田寛市さんも
「ジャズによる街おこし」という信念を持たれた、ジャズの達人さん。
街おこしと言えば、昨日の夜行ったばかりのこれも馴染みのお店の方が、
「100年に1回と言われる不況の中、自分には決して大きな事は出来ないけれど、
 お客様のお好みのカクテルを作って差し上げて、楽しい会話をしていただく。
 それによって、大好きな街「北九州」の街おこしに
 少しでも貢献するのが、自分の役割だと思ってます。」と言われてました。
他にも昨年の秋あたりから今に至るまでに知り合った、
それぞれの分野での達人の方々、挙げればきりがないほど大勢いらっしゃいます。


そして更に言えば、僕の本来の得意分野であるヒット・チャートの資料、
更に幅を広げて20世紀のポピュラー音楽の歴史、
そういったものを興味のある方々に、広く提供して行きたい。
そんないろんな想いが交錯してます。
まだまだこれからどのように事態が発展して行くのか判りませんが、
皆さんに心から喜んでいただけるようなご報告を一つでも多く出来るよう、
頑張って行くつもりです。


あらためまして、よろしくお願い致します!


追伸:ご報告が遅くなりましたが、明日1月25日(月)夜8時頃から、
   Dobbさんのお店T-Jamで恒例の「黄金のポップス・ナイト」をやります。
   今回は1973年1月度のポピュラー・ベスト20です。
   どうぞ、お楽しみに!