で、その後・・・

という訳で、前回随分間があいちゃいましたが、
その間のことも含めいろいろと・・・。


まずコメント欄には既に書いてますが、このブログではお馴染みの方の一人、
福岡のシンガー・ソング・ライター!小河恭子さんが、
先日、1月23日に◎十△歳のお誕生日を迎えました。
KYOKOさん、おめでとう!!!
貴女の優しい歌声が、もっともっと広〜く響き渡りますように・・・
送っていただいた「まえばるそして未来へ」、何度も何度も聴きました・・・
・・・・・とってもいい曲ですね・・・・・


で、やはりコメント欄には既に書き込み済みで、
またご本人からも既にコメントをいただいてますが、あらためて・・・。
某局の某番組の某バスツアー(この期に及んで、またもや某だらけかいな・・・!笑)
で知り合ったリスナーのしぶちんさんが、先日ファンファンにご来店されました。
元々は若松に住んでおられたとの事で、
地元の作家、火野葦平の命日に火野家旧居を訪れ、
その後うちの店に来ていただいたそうです。有り難うございます!
特にアナログ・レコードを一生懸命見ておられる姿から、
この方本当に心から音楽好きなんだな・・・というのがよく判ります。


そしてそこに偶然にも、先日ストロベリーサワーでお逢いし、
ジャズ・シンガーNaomiさんのステージに飛び入りで参加された、
ジャンベ(アフリカ太鼓)奏者のわきたにじゅんじさんが来られました。
底の穴を塞いだり開けたりするだけで、実に多彩な音色を奏でるジャンベ
巧みに操るわきたにさんのプレイに圧倒され、新鮮な感動を覚えたのが
つい昨日のように感じられます。
早速しぶちんさんとわきたにさんを、お互いにご紹介し、
しばし熱い音楽談義を交わしました。
しぶちんさんにしても、やはり先日お逢いしたわん吉さんにしても、
まさにラジオが繋いでくれたご縁。
まだ知り合ったのはつい先月のことなのに、
余裕で十年来の友人のような錯覚を覚えるほどですね。


でもって、恒例のT-Jam「黄金のポップス・ナイト」、またまたやらかして来ました。
今回は1973年1月度のポピュラー・ベスト20。
実はこのチャートは「Dobbのロック塾」で一度やったことがあり、
その時のことも軽く振り返りながらの進行でした。


*1973年1月度ポピュラー・ベスト2

 1 クロコダイル・ロック/エルトン・ジョン
 2 片想いと僕/ロボ
 3 クレア/ギルバート・オサリヴァン
 4 トップ・オブ・ザ・ワールド/カーペンターズ
 5 カリフォルニアの青い空/アルバートハモンド
 6 イージー・アクション/T・レックス
 7 シュガー・ミー/リンジー・ディ・ポール
 8 ハイ・ハイ・ハイ/ポール・マッカートニー&ウイングス 
 9 恋のフィーリング/カプリコーン
10 ピース・オブ・エイプリル/スリー・ドッグ・ナイト
11 愛の休日/ミッシェル・ポルナレフ
12 明日を生きよう/ラズベリー
13 クレイジー・ホース/オズモンズ
14 ヴェンチュラ・ハイウェイ/アメリ
15 チルドレン・オヴ・ザ・リヴォリューション/T・レックス
16 タイト・ロープ/レオン・ラッセル
17 スイート・サレンダー/ブレッド
18 うつろな愛/カーリー・サイモン
19 バーニング・ラブ/エルヴィス・プレスリー
20 裏切者のテーマ/オージェイズ


更に今回はいつも世相コーナーで発表していた歌謡ベストテンも
併せて全曲ご紹介しました。(いつになく演歌チックでしたが・・・)

 1 ふたりの日曜日/天地真理
 2 漁火恋唄/小柳ルミ子
 3 小さな体験/郷ひろみ
 4 あなたが帰る時/三善英史
 5 喝 采/ちあきなおみ
 6 そして神戸/内山田洋とクール・ファイブ
 7 あなたの灯/五木ひろし
 8 あなたへの愛/沢田研二
 9 雪の炎/野村真樹
10 城ヶ島慕情/にしきのあきら


そして今回は途中からゲストの方に入っていただきました。
かつて西南学院大学のPOPS研究会に所属していたという
通称フッくん(!?)です。
そんで、ここから実に不思議な出来事が展開されます。
今回に備えてフッくんは、以前たまたま部室に置いてあったという
ある資料集を持って来て下さいました。
見ると「KBC今週のポピュラー・ベストテン」の資料集。
一般的には日曜朝10時からの番組という印象が強いのですが、
実はスタート当時は夜の時間帯を行ったり来たりしており、
ランキングは付けていたものの、当初は日付を書いていなかったので、
正確な放送日という点では不明な部分も多く、
いずれ新聞社の資料か何かで、きちんと調べておかねばと思っていました。
その資料集の冒頭には、歴代のNo.1ソングが、
その正確な日付と共に書かれていたのです。
まあ世の中には同じようなことをやってる方がいるもんだと、
興味深く資料集をめくって見ながら、ふと目に止まったのが
そこに書いてあったお名前・・・・・
山口県の住所の後に書かれてた、そのお名前に見覚えがあったのです。


なんとその資料集を書いた方は、今から33年前の1977年に、
松井伸一さんのご紹介で、お互いの持つランキング・データを
照合し合うために何度か手紙でやり取りをさせていただいた
まさにその人だったのです!
その方の書かれた1967〜77年の、
番組のトータルチャート等の載ったノートを、松井さんがお持ちになっていて、
僕がCROSS FMに関わるようになった頃、松井さんから見せていただいた事もあります。
その資料集の中に書かれていた「ミスとか説明不足があればお知らせ下さい」
という文面は、まさしく33年前の僕自身に宛てられたものだったのです。
フッくんは僕がランキングの資料を付けていた事はご存じで、
そのために今回の資料集をご用意して下さったのですが、
無論その資料集の作者の方と僕との関連性はご存じである筈もなく、
またフッくんご自身、作者の方とは直接の面識は無いそうで、
今回の一件は全くの偶然の出来事であった訳です。


僕もその作者の方と、当時直接お逢いする事はありませんでした。
今回のまさに絵に描いたような偶然から再浮上して来たその方と、
出来れば今度は本当にお逢いしたいと思っています。
松井さんにも今回の出来事は直接メールでお知らせしましたし、
フッくんもその方の消息が判らないか、出来るだけ当たってみましょうと
言って下さっています。


ここにもまたひとつラジオに繋がれたご縁がありました。
そう言えばなんとなく見覚えのある特徴的な字で書かれたその資料集と、
フッくんが学生時代にやったというレコード・コンサートの曲目リストや、
彼が書いたラジオや音楽に関する幾つかの、熱い文章の載った冊子を見ながら、
得も言われぬ感慨に浸っているところです・・・・・・・・・・・・・・・