雨だぁ〜っ!!!

凄い雨ですね!皆さん、被害はありませんでしょうか?
充分お気を付けください。
そういう僕は、今日は店の仕事は休みでしたが、
諸々の用事(いわゆる野暮用!?)で、一日中動いてました。
まあ、人に言える用事、人に言えない用事(???)、色々と。(笑)
それにしても今日は、凄い雨の中を運転してましたねえ。
「僕は川の中を走ってるつもりはない!(怒)」
などと訳のわからん文句を言いながら・・・
しかも最近僕の車の中でのヘビィ・ローテーションは


「自作の曲のカセット!?!?!」


そんなんありえん!普通自分で聴くか!?
すんません!今若干そっちモードに入ってるんで・・・
しかも僕の曲はややこしいコード&コード進行の
オンパレード、総棚ざらえ!!!
その上、分数コードだ、ベースの半音進行だ、転調だと
これでもか!これでもか!とぐちゃぐちゃな曲ばかり(汗)
一方歌詞は思いっきり古めかしい表現だらけ。
まあほんとに1970年代〜80年代に作った曲だからしょうがないやろ!


ところでそんな中、先ほどいつも書き込みをいただいてる
まなか&あすみパパさんからメールをいただき、
豪雨・雷雨についてお気遣いいただいた後、
「雨と聞いて思い浮かぶ歌はなんですか?」
というご質問をいただきましたので、
せっかくですから、この場でお答えすることにしました。
雨を歌った名曲は本当に数多く、一般的イメージから行くと、
邦楽はしっとり・ジメジメ、洋楽はカラッと明るい感じの曲が多いですかねえ。
1曲挙げるとすれば、やはりあまりにも有名な
カスケーズの「悲しき雨音」でしょうか。
1963年に全米3位を記録したこの曲、
日本ではスタートしたばかりの「9500万人のポピュラー・リクエスト」で
15週間くらい(多少資料の抜けがありますが、おそらく)
No.1を獲得するという、大変なビッグヒットになりました。
梅雨シーズンの頃にトップを独走した後、
途中で夏頃にポールとポーラの「ヘイ・ポーラ」に一旦その座を奪われますが、
また抜き返し秋頃までトップの座に居座るという強さでした。
その後「オール・ジャパン・ポップ20→全国ポピュラー・ベストテン」と
番組名は変わりましたが、この曲に匹敵するNo.1長期滞在曲は
とうとう生まれませんでした。
実は日本では1968年にレコードが再発売された際にも、
「悲しき雨音」はリバイバル・ヒットを記録しており、
地元の「RKBゴールデン・ヒット・パレード」で2位まで上がっています。
僕がこの曲を知ったのは、その時でした。


雨の歌と言えば、僕には忘れられない出来事があります。
実はとても辛い出来事なので、書こうか?どうしようか?迷いましたが、
やっぱり書くことにしました。
僕が地元のコミュニティ局「FM KITAQ」で番組を始めた頃、
当時ミキサーをやってくれていた若い男の子がいました。
彼はいつもとても元気で、一見ちょっぴりやんちゃな雰囲気でしたが、
実はとても礼儀正しく思いやりのある奴で、
彼のことを少しでも悪く言う人は、誰一人いませんでした。
誰からも好かれ、人気のある奴でした。
ところがあるオンエアの日、局に行くと彼の姿がありません。
梅雨シーズンだったその日、僕は「雨の歌特集」を予定し、
音源を局に持って来ていました。
どうやら彼は局に来る途中に、バイクで事故にあったらしいとの事。
多分大丈夫だろうと信じてはいましたが、なかなか状況が判りませんでした。
そして・・・・・


彼が亡くなったという知らせが局に入ったのは、
生番組開始の僅か5分前でした・・・
急遽駆けつけてくれた代理のミキサーの方と、
その後2時間に渡って番組をやりましたが、
とにかく穴を開けないように、かかった曲の紹介をするのが精一杯で、
何を喋ったかなどまるで覚えていません。
通常はオンエア分の同録CD-Rをいただき、何度も聴き直して、
良かった点・悪かった点をチェックするのですが、
この日の分の同録だけは、二度と聴く事はないでしょう。
その日に番組で使ったCDは、今でも局のライブラリーにある筈です。
曲目だけはご紹介しておきましょう。


*雨の歌特集
 悲しき雨音/カスケーズ
 雨/ジリオラ・チンクェッティ
 雨にぬれても/B.J.トーマス
 雨に歩けば/ジョニー・レイ
 雨に消えた初恋/カウシルズ
 雨のささやき/ホセ・フェリシアーノ
 雨のフィーリング/フォーチュンズ
 雨を見たかい/クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
 雨に微笑みを/ニール・セダカ
 雨にぬれた朝/キャット・スティーヴンス
 コンスタント・レイン/セルジオ・メンデスとブラジル66
 雨の日と月曜日は/カーペンターズ
 クライング・イン・ザ・レイン/エバリー・ブラザーズ
 雨に言っておくれ/フォー・シーズンズ
 ウォーキン・イン・ザ・レイン/ウォーカー・ブラザース
 雨の中の二人/橋幸夫
 雨の中に消えて/舟木一夫
 この雨の中を/西郷輝彦
 霧雨の舗道/加山雄三
 雨の中の恋/ヴィレッジ・シンガース
 雨のバラード/スウィング・ウエスト
 雨よ降らないで/テンプターズ
 雨あがりのサンバ/ズー・ニー・ヴー
 ローマの雨/ザ・ピーナッツ
 やさしい雨/園まり
 雨のケンタッキー/エルヴィス・プレスリー
 レイン/ビートルズ
 雨の日の恋/スティーヴン・ビショップ
 恋のアンブレラ/ボッパーズ


この時ほど辛い放送はありませんでした。
いや、状況は全く違いますが、
匹敵するくらい辛い放送をした事が、もう一度だけありました。
そちらに関しては、色々と複雑な事情がある為、
ここでは書けないかも知れません。
すみません、後半重たくなっちゃいました・・・