土井ケ浜の想い出

最近つくづく思うけど、やっぱ人と人との関わりっていいもんですよねえ!
何をしみじみ語ってるの?とお思いでしょうが、
その辺のことはまたいずれということで。
どうでもいいけど随分更新の間があいてません?
いや、まあ、そのいろいろと・・・←(何だかブツブツ言ってる)
単にサボってただけじゃないの?という声もちらほらと・・・
いや、まあ、その決してそのようなことでは・・・
そうかな?・・・(冷汗)


で、やっと暑くなって来たかと思った途端に涼しくなって、
気が付けば8月ももう終わり近く・・・
いったい今年の夏はどこに行っちゃったんでしょうね?
子供の頃は「もう夏も終わりですね」とか「夏休みも残り少ないですね」とか
そんな事をテレビなどで言われるのがイヤでしょうがなかった・・・
だって凄く淋しいやん!言われんだって判ってるし!
でもって高校〜大学の頃は、
高校時代の音楽部の現役生とOBで行ってた山陰土井ケ浜のキャンプ、
そして北九州市内の千草ホテルで開かれた同窓会でワンセット、
それが終わるとイヤでも夏の終わりが近付くといった状況でした。


土井ケ浜のキャンプの事は、これまでにも何度か書きましたが、
僕が初めて行ったのが1971年、高校1年の夏。
それから高校、大学、社会人1年目まで、8回連続して行きました。
1971年といえばあのウッドストックからまだ僅か2年、
まだまだロックの歴史も浅かった頃ですね。
海水浴場として有名になった今とは違って、
(前にも書いたけど)当時は本当にまだ何〜にもなくて、
碧い海、白い砂浜、真赤な太陽、爽やかな汐風、
そして夜になると満天の星空と、
全て僕等の仲間だけで独り占め状態でした!
この美しさ&素晴らしさは、
誰にも知らせたくない&教えたくないってなもんで。
やはり2泊3日、同じ屋根の下に寝泊まりし、
一緒にご飯を作ったり、薪を集めてキャンプファイアーをしたり、
徹夜でトランプをしたり、非日常的な空間の中。
いつも以上に親密度を増した我々は、
これからの進路について、恋愛について、音楽について、
そして人生について、腹を割って話し合ったもんです。
先輩たちからもそれぞれの人生観を聞かされたり、
各自へのアドバイスをいただいたり・・・
僕自身もそれまでの考え方を180°転換させるほどの
強い影響を受けました。
今の僕自身の基礎となった大きな出来事
と言っても過言ではありません。
今年の夏は久々に土井ケ浜の海を訪れてみようかな?
ともちらっと思いましたが、結局果たせませんでした。
まあ僕の場合、別に泳いだりしなくても、
海を見ながらいろんな事を考えたりしたいので、
むしろシーズン外に行ってみる方がいいのかも知れませんね。